沖電の原発研究継続に異議あり。
今週の土日、たまった仕事の整理をしていました。
4月24日(日) 沖縄タイムスに、沖縄電力が原発研究を継続するとの記事が掲載されました。
電力は、地域独占企業であり、競争会社の存在しない会社です。
社会的にも大きな影響力を持ちます。
もっと社会性に目を向けるべきであり、沖縄ならではの、クリーンエネルギーの研究に費用を費やすべきです。
もっとも、おきでんに、公的企業 としての自覚がないことは、選挙のたびの行動にも顕著ですが。
地域独占会社としての社会性を自覚させるために、 一株株主運動 も検討してみる必要があると思います。
沖縄で、20キロ、30キロ の避難地域が出来てしまえば、沖縄本島の半分は、人が住めない島になってしまいます。
原子力は、最終的に、人の制御しえない廃棄物を作り続ける、きわめて危険な しろものです。
私自身、母親が被爆した被爆2世ですが、放射能 の恐怖は、世代を越えて続きます。
被爆とか被曝と書き換えていますが、放射能被害の恐怖という意味では共通です。
チェルノブイリの子ども達の甲状腺異常の問題は、被害の根深さを示しています。
2歳で広島で被爆した佐々木貞子さんは、成長してから白血病を発症し、12歳でなくなりました。
恐怖をあおる気持ちはないですが、安全を繰り返す御用学者のコメントには、無責任すぎます。
東日本大震災から、もう、2ヶ月近くになります。
津波被害にとどまらず、原発被害で、ふるさとを追われた人たちの気持ちを思うと、心が痛みます。
30年あまり前に見た映画の主題歌がよぎりました。著作権の問題はあるのですが。
http://www.youtube.com/watch?v=NZQnMyPYOio
ふるさとは、何世代もかけて作り上げた、大切な歴史です。必ず、取り戻せると信じます。