小笠原に行って来ました。
小笠原 父島にいってきました。
東京から船で25時間。
自然遺産に登録されて、船は、満杯でした。
晴海に帰りつくと、沖縄は、暴風だそうです。
明日、8月6日は、広島によって帰る予定なので、それまでには、台風の影響がなくなりますようにねがっています。
到着当日から、ダイビグ漬けでした。
小笠原に来たのは、太平洋のど真ん中で、ダイビングをしたいということだけではなく、
小笠原をみたかったのです。
小笠原は沖縄と同じように戦後米軍統治下におかれ、沖縄の少し前に復帰した島です、
戦前、日本軍によって島民が本土に強制疎開されていました。
小笠原には、昔から島に居住していた、欧米系の日本人がおり、本土への疎開時には、鬼畜米英の教育を進める日本で、差別と迫害をうけてきたそうです、
小笠原の米軍占領後は、欧米系日本人のみの帰島が許され、教育は、アメリカの教科書を用いての英語による教育が行われ、高等教育は、グアムで行われていたそうです。
日本復帰後には、英語教育を受けてきた欧米系日本人の多くが島をはなれていったそうです。
沖縄でも。英語教育が推進されようとした時代があったそうですが、そうなっていたら、沖縄のアイデンティティーも失っていたのかもしれません。方言禁止の教育も同じなのでしょうが、
唐の世から大和の世、大和の世からアメリカ世、アメリカ世からまた大和の世 とうたわれていますが、
歴史に翻弄された歴史です。
復帰後、島の人口は3000人になり、都営住宅が建ち、品川ナンバーの車両が走っています。
何事もなかったように、自然は、存在します。
しかし、歴史の中で翻弄された人たちの歴史は、これからも承継しなければいけないと思います、
台風の影響で、海は、大きくうねっています。 浜辺で、亀の産卵に遭遇しました。すばらしい星空です。
マッコウクジラにも遭遇しました。
うねりの中でのダイビングのため、コンデジ ではなく、デジカメをもちこんでいますので、あまりきれいな写真はありません。
今日は、クジラの写真だけですが。
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