小笠原ダイビング
小笠原 父島への旅のうち 50時間は、船の中です。
交通手段は、唯一、船だけです。
小笠原の自然は、入域者が乗船客数に限定されていることにもあるように思います。
昼間は普通の海水浴場のような場所に、夜は、亀が産卵に上がってきます。
夜の海岸で、産卵に上がってくる亀と遭遇しました。
台風の影響を受けた海から打ち付ける波を越えて、陸に上がってきました。
命の承継には、力強いものを感じましたが、その一方で、産卵場にたてられているベンチなど、人間の自 然に対する大きな関わりと危うさを感じざるを得ませんでした、
父島にも戦争の跡が残ります。
沈潜とビーチが共存していますし、海岸には砲座のあとや、特攻艇の係留あとがあります。
戦後66年、風化させてはいけないものです。自然遺産とともに、平和の心も大事に育てなければならないと思います。
海は、台風の影響で、大きくうねっており、行きたかったマグロ穴などには行けず、父島の周りのダイビングでしたが、とても楽しいダイビングでした。
波がきつくて、自信がなく、デジイチをやめて、デジカメを持ち込んだので、あまりきれいな写真はありません。
すこしこわそうな船長さんですが、プロ中のプロダイバーですし、クジラの発見も、船からマイクを海中に降ろして、音を聞いて方向を定め、船を走らせていきます、あの広大な太平洋のど真ん中で、神業としか思えません。
FISH EYE の ホームページです。
http://www.h5.dion.ne.jp/~fisheye/
ブログをみていると、また行きたくなります。
ご一緒したみなさんもとても楽しい人たちで、本当に楽しいダイビングでした。
帰沖して、早速 仕事に追われています。
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