金融商品被害勉強会
昨日夜5時30分から8時30分、今日午後2時から5時まで、6時間、那覇市など、消費者被害に対峙する人たちの勉強会の講師をしました。
最後は、話題がつきてしまい息切れしてしまいました。
新自由主義者の、貯蓄から運用への政策転換は、弱者の生活の安定を奪ってしまっています。
金儲けが美徳のような社会の中で、弱者の富を強者が 掠め取って、1パーセントの金持ちが99パーセントの弱者の富を支配支配していく社会。こんな社会が長続きする訳がないのです。
商品先物取引、為替証拠金取引、ロコ・ロンドン・ CFD取引、非上場株、社債、出資組合など、様々な金融商品を舞台にして被害があとをたちません。どれもこれも、作られたルールとゲームでお金を動かしているだけ、どこにも生産性はないのです。
一つ一つ説明をしながら、こんな、ばくちに巻き込んで、なけなしの財差を奪い去る制度がどうして「美徳」なのか。
到底許せません。
弁護士も、法律サービスの自由化で、アメリカ人弁護士が法廷に立ち、裁判所の公用語は、英語 ということにならないのですかね。
そういえば、裁判所では日本語を使うということになっており、沖縄方言で証言を貫いた事件があります。
一坪反戦地主会の裁判では、書面を点字で提出し、点字文書を正本として認めさせました。点字も視覚障害を持つ人たちの日本語であり、これを拒否することはできなかったのです。
明日から、週末まで日弁連の基地調査に同行します。今週は、ほとんど仕事ができません。
大事なことだとは思いながら、仕事がたまって、少しづつ、焦っています。
新聞で、ニューカレドニア に 沖縄県人会ができたというニュースが流れていました。
事務所をまかせて、また、行ってみたいのですが。
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