被害が大きくないことを祈ります。
マグニチュード8.8の大地震による被害は、時間を経過するごとに増加しており、
心が痛みます。
大学にいっている娘は、春休みに入っても、アルバイトでそのまま東京に残っています。
携帯もなかなかつながりませんでしたが、夕方になってやっと連絡がとれました。
電話中にも緊急地震速報がありました。
大学に手続きに行くため、バイトを休んで家にいたようで、帰宅難民にならなかったそうです。
娘は、一年休学して、世界を回ってくるといって、バイトで資金作りをしています。
ニュージーランドの地震被害や、中東の政情不安、など心配ですが、今回のような被害を身近に
見ると、親としては、少し不安です。しかし、これまで、自分のやりたいように生きてきた親の子どもとしては、そうなるのかなと、思います。
原発に毀損を生じ、原発周辺3キロの住民が避難しており、原発の危うさを感じます。
被爆2世の私にとって、放射性物質の散逸には、大きな不安を感じます。
原発がクリーンエネルギー との議論は受け入れられません。
大震災後の法律問題もこれから大きな問題を生じていくと思います。
人の命よりも大事なものはありません。
しかし、法律上も、借入金の返済日、手形小切手の決済日等、期日を限る手続きがたちまち発生してき ます。不渡、担保権の実行等、原則通りの手続きがとられてしまうと、対処できない事態が発生してし まいます。神戸大震災の時の教訓から、迅速な救済手続きがとられなければなりません。
神戸大震災の時には、大阪を中心とする関西の弁護士が緊急対応をされました。
今年4月1日には、先物被害全国研究会が沖縄で開催されますが、神戸大震災で、先物研の中心をにな っておられる弁護士の事務所の事務員さんがお亡くなりになられたことを思い出しました。豊田商事事 件の被害回復のために尽力された方でした。
長野県北部でも地震が発生したとの報道が流れています。
被害にあわれた方々には、言葉もありません。
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