普天間基地内の放射性廃棄物。
米軍が東日本大震災の支援活動「トモダチ作戦」を展開した際、
福島第1原発事故で出た低レベルの放射性廃棄物が、米軍普天間飛行場に保管されていることが分かった。という報道がされました。
外務省には6月下旬に在日米軍から情報提供されていたのに、沖縄には伝えられていなかったということです。
しかし、低レベル基準も不明確であり、具体的数値も不明です。
そういえば、沖縄国際大学に米軍ヘリコプターが墜落した事故があったとき、大学は、何らの根拠もなく米軍の完全な管理下に置かれ、墜落したヘリの調査と搬送には、核防護服を着用した米兵が作業をしていたことを思い出しました。
日米地位協定は、環境調査のための基地内立ち入り調査も認めず、普天間基地に保管されている放射性廃棄物の実体は、闇の中です。
ところで、福島原発事故の報道も少なくなり、なにか、終息したかのような雰囲気すらあります。
しかし、何も解決してはいません。
弁護士会でも避難者に対する法律相談等を行っていますが、私には、子どもたちや、母子に対する放射能の影響の問題の方が不安です。広島、長崎の、放射能被害は、今現在も発生し続けており、その影響は、さらに未来にまで続いていきます。胎内被爆児の問題など、多くの深刻な問題を残しています。
福島原発による放射線被害は、広島原爆の29.6個分、の影響を及ぼしているそうです。
広島では、原爆後も多くの人たちが生活しているではないかといわれますが、多くの人たちが白血病等で亡くなっていますし、今日も後遺障害でくるしんでいる人たちがいます。
衆議院労働委員会における児玉龍彦教授の 核の健康への影響に関する報告など、ほとんど報道されていません。(申し訳ありません、お名前を間違えていました。龍が正しいと思います。)
http://www.youtube.com/watch?v=1bBe-gZ4Epg
http://www.youtube.com/watch?v=h3FEFPxoLPg&feature=related
人類は、核との決別をすべきです。
父島 です。
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