CO2排出権取引にご用心

しゅんさん

2013年04月16日 22:14

 沖縄では、CO2(二酸化炭素)排出権取引に勧誘され、多額の損害を被る事件が多発しています。
、先物取引法改正によって海外先物取引業者にも許認可が必要となった際、許可がとれず、
「物件売買」という名称の詐欺的取引を行ってきた、倒産した海外先物取引会社の残党が、Co2排出権取引に関与しています。

 欧州気候取引所で、CO2排出権取引を行うとのふれこみですが、実際に取引所に取引をつないでいるとは到底思えません。

 CO2排出権取引は、商品先物取引と類似した取引で、先日決済を前提とする証拠金取引で、支払った金額の数倍の取引を行います。
 小額の値動きに因って、多額の利益がでると勧誘しますが、逆に、多額の損失も発生する、ハイリスクハイリターンの危険な取引です。

 しかし、CO2排出権取引は、これを規制する法律のない、きわめて危険な取引です。

 取引所に繋がらない取引は、単なる詐欺 にすぎません。

 金融商品取引法、商品先物取引法では、不招請勧誘(呼ばないのに、勧誘してくること)が禁止されています。

 危険な取引には近づかない。注意を。
 
消費者市民としての権利意識が形成されないと。


 4月12日、13日と、高松で、第69回商品先物取引被害全国研究会 で、高松に行って来ました。
 できるだけ、参加しています。 同期の友だちともあえて、充実した勉強会です。今回も全国から250人以上が参加しました。

  貯蓄から運用へとの、政策で、多くの高齢者が 老後のためのなけなしのお金を吸い上げられています。
 
 アベノミクスで、また、高齢者、弱者 が、ターゲットにされていく危険が心配です。

  12日朝、高松のホテルで、突然 携帯がなって地震速報が。 阪神淡路大震災を思い出しました。


 

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