しゅんさんブログ

　うちのカーちゃん、事務所に出てくることになりました。

　これまで、経理はみていたのですが、
　１０年以上やっていた中学校のバスケットコーチを首になって、
　少し　暇するので、事務所にでてくることになりました。

　事務所の司令塔の女性事務局が出産休暇に入り、初々しい新人女性が入ってきたのですが、
　初々しくない、うちのカーちゃんまでも、事務所に入ってくることになってしまいました。

　うちのカーちゃん、子どもが小学生の時から、１０年以上、小学校、中学校、両方のコーチを続け、
　子どもたちは、楽しくバスケットを続けながら、何度か沖縄一になってきました、
　土日は、ほとんど家にいないで、練習試合に行っていました。
　家には、バスケットのコーチングのビデオ、ＣＤが山積みです。
　突然、東京に全国大会見を見に行ったり、仙台にまで、教えを請いに行ったり、
　ホント　に　よくやるよ　という感じでした。
　カーちゃんの車は子どもたちを乗せて、とにかく　くさい　車でした。

　ポッカ杯に優勝した直後、中学校の先生が引き取るので、お役ごめんで、さようならと云うことになったようです。

　長年育てた子どもたちと分かれることになって、寂しそうですが、　

　しかし、地域との協力とか、地域で子どもを育てると云って、親や地域にすべてを任せきりにしておきながら、

　　中学校の部活って何なんでしょうね。

　
　　子どもを利用する大人の醜さというか、計算高さというか。
　　
　　　そうすることが、子ども達のためになるんでしょうかね、
　　
　　子ども達の気持ちに配慮しているんでしょうか。
　　

　うちのカーちゃん、バスケットは楽しくないといけない、勝負はその次　と考えており、
　うちに遊びにくる子どもたちもとても楽しそうでしたし、
　楽しい上に、勝っていくことがとても誇りにみえました。
　子どもたちが楽しいのなら、家庭や仕事に多少の支障があっても、まあイイカと思ってきました。
　街で、コワモテ風の卒業生に会っても、挨拶されていました。

　これから、こんなところにいて、イヤな思いをしながら、愚痴を聞かされるより、・・・

　小学校のコーチは続けているので、いままでの生活と、あまり変わらなければ、事務所に初々しくないおばちゃん　が来ることは免れるのですが。

　それにしても、優勝をねらうようなチームに育てなければ、地域とこどもと親とで、楽しくバスケットができていたのでしょうがね。