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2011年10月07日

辺野古訴訟現場進行協議

 今日は、辺野古アセスのやり直しを求める、訴訟で現地進行協議がおこなわれました。

 現地進行協議は、検証とは異なり、事実上、裁判官が現場を見るという行為です。
 裁判官に現場を見てもらい、今後予想される環境破壊、騒音状況を実感してもらうにも有意義な
 一日でした。
  船で、辺野古漁港から、汀間漁港まで、キャンプシュワーブ沖を通って、珊瑚博物館、青珊瑚、クマノミ城、ジュゴンのえさ場を見た後、飛行経路を確認し、ジュゴンの はみあと を確認しました。

 しかし、米軍による不当な条件付与 は、許せません。

 シュワープ先海域は、米軍の訓練海域として提供されており、今回船を出した場所は、第3制限海域に当たります。
  
   第3区域 は、
     ア. 本区域は、船舶の停泊、係留、投錨及び潜水並びにその他すべての継続的行為を禁止する。
       ただし、本区域の使用を妨げない限り漁業は制限しない。
     イ. 本区域を使用する際は、原則としてその15日前(遅くとも7日前)に予告する。

  とされており、全く米軍による使用もなされていないのに、米軍に許可をもとめて今回の現地進行協議が行われました。

 米軍は、許可をするに当たり、1時間30分の制限時間を加えた上、さらに、船上で写真を写すな との制限を加えてきました。
  軍事秘密があるわけでもないにもかかわらず、不当な制限を付しているのであって、
 司法権行使に対する重大な制限であり、主権侵害であると言わざるを得ません。

 今日の最後の検証は、ジュゴンのはみあと の確認でしたが、終了後、ジュゴントレンチまでシュノーケリングをしました。

 
 今週は、ダイビングできないので、ついつい、シュノーケリングで、大事な目的を忘れてしまいそうでした。

 今日の裁判所による現地進行協議を見据えて、米軍は、シュワーブ との境界の壁に貼ってあった、基地建設反対の旗を撤去してしまいました。
 
 その後には、 米軍が管理しているので、ここに旗を張ると、撤去するぞという脅迫ビラが 1メートル間隔で掲示されました。

辺野古訴訟現場進行協議 

辺野古訴訟現場進行協議

 こんな要求を米軍に許す日本は主権国家ではない。 主権国家であれば、憲法が国民に保障する表現の自由を最大限に保障するよう、米軍に命ずべきです。


辺野古訴訟現場進行協議 

辺野古訴訟現場進行協議
 


   



Posted by しゅんさん at 22:43│Comments(4)
この記事へのコメント
辺野古起訴現場進行協議皆さまお疲れ様でした。
いつも感謝しています。ありがとう。

アメリカの植民地的な状況がいつまでも続く訳ではないでしょうが、精神的にも薄利多害な基地は早く撤去して欲しいです。

海底の上をゆらゆらと一つの枯葉のように漂うものが突然視界から消える不思議な魚オビテンスモドキ
砂地に潜る直前の「オビテンスモドキ」よく撮れましたね。


たなはら@もぐり
Posted by たなはら@もぐり at 2011年10月12日 23:10
大浦湾、そろそろ 潜りの季節に入りますよね。

  ホントウは、泥地には、連日でも行ってみたいのですが。

  オビテンスモドキ 名前はわからないのですが、は、アオ珊瑚 の下の方で ユラユラ していました。

 
Posted by しゅん at 2011年10月13日 01:04
 
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