
2012年03月24日
マスコミの責任放棄
マスコミは、既成政党による政治の閉塞感を声高に強調し、
劇場型政治屋の 太鼓持ちを 繰り返している。
憲法改正とか、彼らの持つ危険性に 焦点をあてる報道は、ほとんどない。
教育基本条例 など、組合を「敵」にして、「処分」 を武器に組み合いつぶしと、「愛国心」の強制をはかる。
その手法は、「自虐史観」との批判を浴びせて、歴史を歪曲する手法と何らかわらない。
ナチスも、ファシストも、選挙によって成立した政治勢力である。
かれらが権力をとったとき、その実像が明らかになる。しかし、そのときはもう遅い。
ファシストは、不満をもつ国民を、あたかも社会変革の主役であるかのように引きずり込み、一端 権力をとってしまえば、
国民を抑圧する支配者として君臨するのである。
民主主義の基本は、報道の自由と、教育の自由である。
そのマスコミが、批判精神を失い、太鼓持ちに成り下がる姿に、強い、憤りを感じる。
そんなNHK が、受信料徴収のため、国民に対して、裁判まで起こして支払いの強制をはじめている。
報道の責任は、世論を操作するのではなく、世論形成に必要な情報を提供することにある。そのためには、少数意見を含めて、情報を公平、公正に伝えることである。原発報道にしても、安全を繰り返し、とても、受信料を払わないといけないといった気持ちにはならない。
社会の流れにあきらめないで、 一人一人が自立した、考える 市民にならないと。
http://bund.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?cid=13&lid=270
沖縄でも 日の丸掲揚が強制され、これに反対する多くの先生が、処分を受けている。
公立学校の卒業式の会場の壁には、真ん中に日の丸が貼り付けられている。
愛国心の対象としての国 とは何ですか。声高に主張する人たちの国とは何なんですか。
市民一人一人が 民主主義の担い手であることに誇りを持つ社会にならないと。
歴史を担う、子ども達のために、体をはって教育の自由を守ろうとしている人達がいる。
http://doi-toshikuni.net/j/ikiru/
大きな歴史の転換期に直面していると思えてならない。
中曽根元首相が 作ったという歌が YOU TUBE に貼り付けてあった。こんな社会にもどしたいですか。
http://www.youtube.com/watch?v=x21PiXfWxSg
Posted by しゅんさん at 22:20│Comments(0)