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2012年11月04日

反省しない米軍 市民駐車場閉鎖の本音

 オスプレイの強行配備後、米軍は、女性に対する暴行事件、中学生に対する暴行事件に対する反省どころか、
これを逆手にとって、市民駐車場の閉鎖を強行しています。

 今日、現場に行ってみましたが、閉鎖された市民駐車場内には、まだ、数台の車が残っています。

 米軍は、米兵の犯罪行為を反省するどころか、逆に、市民のための駐車場を閉鎖し、市民生活に対する圧力を加えはじめたのです。

 オスプレイ配備に先立って、市民が大山、野嵩ゲート閉鎖したときにも、市民駐車場の閉鎖を強行しましたが、
 今回は、野嵩ゲートに近い市民駐車場も、車両が残っているにもかかわらず、閉鎖してしまいました。

 米軍に たてつけ ば 不利益をうけるぞ という恫喝であり、まさに植民地の宗主国のやりかたです。

 9月30日には、市民駐車場前歩道に武装米兵を配備して警備をしていました。

反省しない米軍 市民駐車場閉鎖の本音

反省しない米軍 市民駐車場閉鎖の本音


 市民駐車場が、「米軍の好意的配慮」によって市が駐車場として整備したと評価されていますが、これまで長期にわたって市民駐車場として使用され続けてきたのであって、事実上、共同使用の状態にあったといえるものです。
 海兵隊は、警備上の理由で閉鎖すると宜野湾市に伝達し、閉鎖を強行したものです。
 
 宜野湾市長のコメントが新聞にでていましたが、何故 厳重に抗議し、解放をもとめないのでしょうか。

  新聞のコメントでは、
  「 市民には何ら問題がないのに、迷惑がかかることになる。各団体と連携し、米軍に働きかけたい」というもので 
  また、「 閉じこめられた車両については、市が出してもらえるよう米軍と交渉する」   との記事も併せ掲載されていました。

 宜野湾市長は、なぜ、明確に市民駐車場閉鎖の暴挙に対して、毅然として抗議し、開放を求めないのでしょう。

  読谷村長であった山内徳信さんは、返還前の読谷補助飛行場内に、村役場を建設し、 海邦国体を前にして、ソフトボール会場を建設しましたが、基地に風穴を明けたと評された。

  市民駐車場は、市民生活の重要な施設となっており、市民駐車場の開放はお願いするものではなく、現状に戻すよう、強く抗議し要求すべき問題です。

 市民駐車場閉鎖は、米軍が反省していないことを示すものであり、今回の女性に対する暴行事件、中学生に対する暴行事件と同様に、米軍の悪質な 植民地意識 を示すものです。

 在沖海兵隊のホームページをみると、米軍がいかに沖縄経済のためになっているかを得意げに掲載しています。

   http://www.kanji.okinawa.usmc.mil/Economy/Economy.html

  「沖縄県は在沖米軍を受け入れることによって地域の安定に大きく貢献しており、沖縄県と米国合衆国は地域の安定       を保つ良い関係にあるのです。」

  「在沖米軍が沖縄にもたらす経済効果
   全体的に、在沖米軍は軍関連契約、個人関連消費, 賃貸料、防衛施設整備事業や日本人雇用などで沖縄の経済に年    間およそ2,100億円貢献しているのです。」

 米兵の夜間外出禁止は、彼らにとっては反省を示すものではなく、米兵が外出しないことで、経済的圧力を加えることができるとでもおもっているのでしょう。

 日本政府も、中学生に暴行を加えた米兵を、日本の病院ではなく、米軍病院に搬送し、逮捕に関しても「好意的配慮」の対象外で、起訴前の身柄引き渡しを求めないことを明言しています。

 日米地位協定の抜本的改正が必要ですが、なにより、沖縄から米軍基地が撤去されない限り、県民の命の危険は解消されることはないのです。
 
反省しない米軍 市民駐車場閉鎖の本音
 
  
 



Posted by しゅんさん at 20:31│Comments(1)
この記事へのコメント
世界一危険な米軍基地内の市民駐車場を
これまで何故利用し、今開放を求めてるのか?
在日米軍には感謝すべきでしょう。
これまでダラダラと慣習で使用してきた駐車場を
閉鎖したのですから、市民の危険がほんの少し
和らいだと私は考えますね。
慣習といえば沖縄県内では飲酒による事故や事件が
多発しています。
県内全域で酒の流通を禁止したらどうでしょうか?
そうすれば米兵が酒に酔って馬鹿な事をする事も
ありません。名案だとおもいますがね。
Posted by アルコールは劇物 at 2012年12月04日 15:29
 
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