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2013年02月06日

組踊り に

 裁判官、検事弁護士になるには、司法試験に合格したあと、
1年間の司法修習をしなければならないことになっています。

 沖縄にも20人あまりの修習生が来ています。
 
 私の事務所に来ていた修習生の弁護修習も終わり、裁判所に移っていきました。

 修習の終わりにあたって、国立おきなわ劇場の「子の会」の組踊「執心鐘入」 に行って来ました。

   組踊り に

  せっかく沖縄で修習しているのですから、是非、沖縄の文化も知って帰ってもらいたいと思います。

  これは、「手水の縁(てぃみじぬいん)」 です。
  
    http://www.youtube.com/watch?v=sx4sX0rNJ5c
    
   知り合いの方で琉球舞踊に造詣の深い方がおられて、何度か入場券を頂いて 琉舞の鑑賞にいかせてもらいましたが、
   組踊りは、久々でした。
   今回、丁寧な説明もあり、入門編を少しだけ理解できた気になりました。
 
  沖縄について、海だけではなく、歴史と現実と文化を知って欲しいと思いますし、本土から来た人間にとって
 
  沖縄の痛みと歴史と文化を知らなければならないと思いますし、少なくとも、、戦跡と基地、そして琉球文化を知るべきだと思います。

   組踊りは、宮廷文化ですが、沖縄には様々な文化が息づいています。

  私は、広島出身で、母親の家系は、壬生というところです。
  農民文化の広がりのあるところです。花田植えは神楽 などの盛んな田舎です。

    
     http://www.youtube.com/watch?v=X2S7kZnoFvw

 http://www.youtube.com/watch?NR=1&feature=endscreen&v=6HjlyU7vaqw
     
  文化が息づくためには、平和が不可欠です。
 むかし、一坪反戦地主会が、カテナ飛行場内の土地の強制使用に反対して裁判を起こした際、北谷町が基地に奪われ、土地だけではなく、
 村の祭りや文化まで奪われていった過程を明らかにして主張しました。

 沖縄は、次第に、焦臭い方向に追い込まれようとしています。オスプレイ、先島への自衛隊駐留。
  沖縄戦の体験を通して語られた、
 沖縄県平和祈念資料館のむすびのことば を もう一度 真摯に見つめる必要があるのではないでしょうか。

「沖縄戦の実相にふれるたびに
戦争というものは
これほど残忍で これほど汚辱にまみれたものはないと思うのです

この なまなましい体験の前では
いかなる人でも
戦争を肯定し美化することは できないはずです

戦争をおこすのは たしかに 人間です
しかし それ以上に
戦争を許さない努力のできるのも
私たち 人間 ではないでしょうか

戦争このかた 私たちは
あらゆる戦争を憎み
平和な島を建設せねば と思いつづけてきました

これが
あまりにも大きすぎた代償を払って得た
ゆずることのできない
私たちの信条なのです」

   



Posted by しゅんさん at 22:26│Comments(0)
 
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